
アオのハコ|鹿野千夏|クロのハコ
アオのハコ 鹿野千夏 クロのハコ 毎朝、一番に会いたい人がいる――が、今日はいつもと違う朝。一番に会えなかった。そこに高嶺の花は…シカはいなかった。そこにはいなかったが、その空間にはいた。シカは謎の狩人との賭けに敗れ、弄ばれていた。そんなことは知らず、いつも通り練習を始めるイノシシ。それを見守りながら、密かに続けられるシカと狩人の行為。異様に感じてしまうシカは、イノシシに気付かれないよう懸命に声を我慢する。いつも2人の日常を彩っている青き箱が、今日は黒く染まっている。果たしてシカはイノシシにバレないよう、狩人との行為をやり過ごすことが出来るのか。そして『初めて』を守り切れるのか―・本編49ページ…