
僕の心のヤバイやつ|山田杏奈|京太郎は杏奈が守るから…
僕の心のヤバイやつ 山田杏奈 京太郎は杏奈が守るから… ある日の午前、授業中、保健教師不在の保健室○川と山○の前に立ちはだかるは、学校内でも有名な不良の先輩普段学校になんて来ないくせに、今日は顔を見せるなんて、何の不幸か―常識の範囲外にいるその男はキレ気味に言い放つ「テメエら授業サボってイチャつきやがって、学校中に言いふらしてバラすぞ?」学校中に広まり、教師や親の耳に入るようなことになれば、ただじゃ済まないだろう自分は別にどうなったっていい、でも山○は―大切な夢を追いかけている彼女の未来を潰すわけにはいかない彼女は悪くない、だから勘弁してほしいそう言いかけた瞬間、○川を待ち受けていたのは男の鉄拳だった「なら憂さ晴らしに、テメエ俺のサンドバッグになれ…