
月曜日のたわわ|アイちゃん|たわわな通学列車
月曜日のたわわ アイちゃん たわわな通学列車 朝7時、下りの電車内―。普段より一本早い電車に乗った彼女は今日はたった一人。扉が閉まった瞬間、空気の違いに気づく。「周りにいるのは、全員男性。」どこまでも続く満員の波に逃げ場はない。「……はやく、着いて……」彼女にとって、最悪の1日が始まる。気づけば彼女は男たちの壁に囲まれていた。背後も、左右も、前も、全方位男。わずかな隙間さえ塞がれ、身動きが取れない。周囲からの視線は完全にシャットアウトされた。車両の揺れに合わせて、体が密着する。誰かの腕が、下半身が、敏感な所に触れる、「だれも、たすけてくれない……」駅を過ぎるたび、人は降りるどころか、さらに押し寄せる。突如、背後から伸びてきた手。彼女の胸を…